JOSA4月講演会のご案内

近年、世界各地で地政学的リスクが高まるなか、とりわけ中東地域では武力衝突の激化や周辺国への緊張拡大が続き、邦人の安全確保や政府による退避支援が大きな課題となっています。情勢の急変により空港閉鎖や通信障害が発生する事例も見られ、企業や個人が海外で直面し得るリスクは一段と複雑化しています。こうした国際環境の変化は、海外赴任者・渡航者の危機管理体制を再点検する必要性を強く示しています。

本講演会では講師の、外務省および在外公館での豊富な勤務経験を踏まえ、海外での災害・テロ発生時の対応、外務省医務官としての実務、邦人支援の実際、各国の医療事情などについてお話をいただく予定です。仲本先生は、テロ事件発生時に現地へ急行し、最前線で対応にあたられた経験をお持ちで、現場で得られた知見に基づく具体的な解説や、幅広いご質問にもお答えいただけます。外交官として世界各国で活躍された医師の、心温まるユーモラスな記録である、近著『医療落語 博士と助手の落語 36選』についてもご紹介いただきます。

本講演会は、緊迫化する国際情勢や各国の社会・医療インフラの現状を踏まえ、海外でのリスク要因を多角的に検討するうえで大変有意義な機会となると考えております。海外進出企業の危機管理担当者の皆様、海外赴任・渡航を予定されている皆様をはじめ、多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

                 

(略 歴) 

在ミャンマー大使館,在インドネシア大使館,在インド大使館,在ニューヨーク総領事館,在タンザニア大使館,在カナダ大使館などで医務官として勤務。インドネシア暴動などを経験し,北朝鮮拉致被害者支援、テロ事件発生時の現地出張ケアに活躍。JAMSNETの立ち上げに参画し活動。